これが運命石の扉の選択か・・・
前回「元気になってきたかもしれない」なんて題名で日記を書いたけど、直後に普通に調子悪くなりました。
昨日シュタインズゲートをクリアしたから、感想とかを書いておこうと思う。
このブログを見る人なんていないと思うけど、一応ネタバレ注意と書いておく。
今週の月曜くらいかな、steamをなんとなく開いてみたら、ずっといつかやりたいと思ってたシュタゲが売ってるじゃん!しかも発売開始セールでちょっと安くなってるし!ということで即購入。
終わった感想、すごいよこれ。めっちゃ面白かった。
ちょっと無理あるでしょって思うところもあるっちゃあるんだけど、でもそんなのどうでもいいと思えるくらいの物語の作り込み。
当時話題になってただけあるわ!一時期それがシュタインズゲートの選択か・・っていい出す人とかネトゲで鳳凰院凶真って名前つけてる人とかいてなんやねんwって思ってたけど、なるほどな~。
ブームに乗らなかったお陰で今一人でシュタゲネタやってもうわぁ・・・一昔前のネタじゃん痛い奴・・・ってなってしまうのが辛い・・辛いです・・・
キャラ別にシナリオ思い返していこうかな
まず阿万音鈴羽。超好き。まずかわいいじゃん。しかもめっちゃ助けてくれる。かわいいしめっちゃ頼りになる。籍入れたい。
だいぶ早い段階、というか出会ってすぐに「あ、こいつ未来から来たな」みたいな言動しだす。個人的に最初からめっちゃ気に入ってて信頼と期待してたんだけど、その期待を上回る活躍をしてくれる。未来人らしく本当に困ったときに手を差し伸べてくれる。未来の世界を救うため、その意志を岡部達に託して一方通行の旅へまた飛び立っていくってのがまたいいね。不満なのはその岡部が後半鈴羽の意志なんてどうでもいいみたいなこと言ってたところ。は?どうでもよくねーだろぼけみたいな気持ちになってた。
思い返せば個別ルートでも真っ先に岡部のことに気付いてループから抜け出させてくれたし、もう扶養だねこれは。ただそうするとダルが義父になるのがあれだなw
その次はフェイリス。メイクイーンニャンニャンの人気ナンバーワンメイドなだけあって相手の心を読むことができるという特殊能力がある。
見た目がヲタク向け。かわいい。凶真の厨二ネタに乗っかってくれるのが結構好きだった。雷ネット翔は正直どうでも良かったんだけど、キャラは好きです。厨二ネタに意味深なところがあったからもしや重要キャラなのでは?と思ってたんだけどそんなことなかったね。もうちょっとトゥルーストーリーでもラボメンとかと絡ませても良かったんちゃうと思った。
個別ルートは岡部は大分困惑してるけど目標のまゆしぃと紅莉栖の生存ルートを地味に達成してるからもうこれでいいじゃんって思った。タイムリープもDメールも使えなくなるから一方通行なのが怖いけどさ。
ルカ子。こんなに可愛い子が女の子のはずがない!これに尽きる。
正直あんまり書くことがない。個別ルートも、分岐のところでメール送れないのはないよね?って思ってしまう。鈴羽ほど感情移入度高くないし、フェイリスの時は父親の生死に関わってたし、それを乗り越えてきた岡部はここで止まっちゃダメでしょ。
そして萌郁ね~。全体的にウザさマックスだよね。まずメール魔。その上めちゃくちゃ馴れ馴れしい。その上自分は情報を全然教えてくれないのにこちらの情報ばっかり要求してくる。教えて君。そしてメール魔。裏切る。まゆしぃをkrす。クリア後の実績解除のためのスキップのテンポをメール爆撃で悪くする。もうね、印象全然良くない。全然すきになれない。
スピンオフ作品でヒロイン達とイチャラブするシナリオがあるらしいけど萌郁は全然なくても構わないな~
かわいそうだけどそんなキャラ。
ダル。チートキャラその1。SERNにまんまとハッキングしたり、鈴羽の壊れたタイムマシンを2日ぐらいで治しちゃったりする大学生。すごすぎ。ただキモヲタ。すごいキモヲタ。だがそれがいい。普段から@ちゃんねる語を喋る。その気持ち悪さがクセになる!いいキャラ。ただいざこうやって何かを書こうとするとあんまり書くことない気もしてきた。あんなに一緒にラボにいたのに。見えないところ(未来を含む)で支えてくれた。
まゆしぃ。ここが問題。どうしても岡部とプレイヤーとの間にまゆしぃへの思い入れの度合いに乖離が生じてると思う。
岡部はまゆしぃとは幼馴染でずっと一緒に生きてきた。最初にラボに入ってくれたのもまゆしぃ。けど、プレイヤーにとっては8人いるラボメンの一人にしか過ぎない。タイムマシン開発にも関わってないし、真面目なタイムトラベル関係の理論の話の途中でほわほわした発言をいれてくる。これに癒やされる人もいるのだろうけども、自分はちょっと黙っててって思ってしまった。
どうしてもまゆしぃを絶対に助けたいって気持ちが岡部ほどに湧き上がってこない。ましてや紅莉栖と比べてしまうと。
本当は岡部が過保護なだけで強くて優しくて魅力的なキャラなのは知ってるんだけど、中盤あたりでまゆしぃとの絡みが少ないせいでいまいち乗り切れないな~って感じだった。
そしてやっぱり紅莉栖。正ヒロイン。チートキャラその2。典型的ツンデレ。かわいい。かわいすぎる。愛おしい!
タイムリープマシンをパパっと作っちゃうくらい有能天才なのに@ちゃんねらーで言葉遣いもメールとラボで一緒の時間を過ごして行くごとにくだけてきて、父親のことで弱いところをみせてきたり、タイムリープを繰り返し始めてそれを打ち明けても、いつも冷静で理解して、助けてくれる。それは精神的にも。こんなんで好きにならないわけがない。
ノベルゲーって結局主人公とどれだけ感情をシンクロできるかだし、やっぱり紅莉栖と鈴羽はそこが大きいと思う。紅莉栖を犠牲にしてまゆしぃを救うって、プレイヤーの自分には中々納得できなかった。もちろんオカリンにはできるんだろうなってのは分かるんだけどね。
じゃあ、まゆしぃが殺されてダルと紅莉栖と岡部が捕まってディストピアルートがいいかって言われると俺は嫌だけど、10章の岡部は紅莉栖かまゆしぃかってことしか考えてなかったし。オカリンのまゆしぃへの思いについていけなかった。そこが残念だった。超重要なシーンなだけに。自分の想像力、共感力の不足もあるけどさ。
あと矛盾問題だけど、やっぱり「なぜSERNにハッキングしてIBN5100で最初のメールを消せすと世界線が変わのか」問題。ここをやっぱり疑問に思う人多いっぽいよね。自分もここは気になってた。
(公式?有志の考察の)説明としてはSERNがメールを読むのはもう少し後の未来だからあの時点でメールを岡部達が消せば結果として未来の過去改変がなくなるから世界線が変わるってことだったね。
確かにこの説明はうまい説明だと思うけど、それだと最初のメールだけじゃなくて送ったDメールのデータ全てを消さないとダメだよね。消すのは最初のメールだけみたいな流れだったような・・・。まぁ、「いやあのとき全部消したんだよ!」って言われたらああそうなんやってなるけど、それ後出しやんけ!って思ってしまう。
本編でここの説明を元々こういう設定だったらならもうちょっとして欲しかった。
あとタイムリープで意識まで飛ぶのはおかしいじゃん。紅莉栖の説明でも意識は飛ばない言ってはずなのに。タイムリープ敢行した時点でDメールみたいにその時間から動かずにリーディングシュタイナーが発動して世界線が移動を確認する(もしくは観測でききないほどの変化でそのまま)、とかなら分かるんだけど。まぁそれだとゲームとしての面白さが成り立たないから駄目だけど。
あとタイムリープしたいときに一瞬でできてるけど数TBって言ってた記憶を即時にスキャンしてアップロードできるのも疑問だけど!!そういう細かいことはいいんだよってくらい面白かったよ。そう、そんな事は細かいことだ。
ってこうやって書いてるうちでも、また、あれ?じゃあタイムリープで記憶を飛ばした先の時間のオカリンの記憶を全消去して未来のオカリンの記憶をぶち込んでるってことにすれば、意識を飛ばしたように見えるだけで実際は違う時間軸(観測者としてのオカリン)になるんじゃない?とか、時間軸ってなんだよとか、時間軸はその時点の観測者の主観で・・・あれ?そもそも観測者っていくつもいるの?とか、観測者が沢山いるってことは多世界解釈になっちゃわない?多世界解釈は間違ってるんじゃなかった?とか自分はそこまで頭が良くないし特にこういう理系的な理論的なことを考えるのは不得意な方なのでもっとよく考えてる人がいるんだろうなとか。それでグチャグチャになってきて、また細かいことはいいんだよ!!ってなったり・・・
そうやって考えてプレイしたり、クリアしたあとも考えたりするのが滅茶苦茶楽しかったし、今も滅茶苦茶に楽しい。本当に良いゲームでした。ありがとうニトロプラス、5pb.
それじゃあ、また。エル・プサイ・コングルゥ